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オレンヂカンパニー「花屋さん」をつくらせていただきました。(動画あり)

2019/06/23更新

これまで多くのお店をつくらせていただきましたが、
花屋さんは初めてです。

オーナーはOさま。(札幌市在住/イケメン男性)

もともと花屋さんでしたが、
これまで別の仕事に就いておられました。

今回、脱サラでの挑戦です。

そんなチャレンジャーなOさんとボクには共通の友人がいて、
その方からオレンヂカンパニーをご紹介いただきました。

有り難いm(__)m

今回の立地は札幌市内白石区の、
とあるテナント。

そこは、2階が集合住宅になっています。

きっと、皆さんのお近くにも空き物件があるような
よく見かける物件です。

面積は約10坪。

水道・電気・暖房用の灯油の設備があります。
正面の上部にアールがかかった鋼製サッシが、
ちょいと個性を感じます。

今回、コストを抑えるため、色々工夫してみました。

施主にお家賃や設備等、不動産業者とネゴを取っていただき、
多少コストダウンできました。

200ボルトのエアコンと電気工事、
敷金やほかの備品等の仕入れを考えると、
お店作りにかけられる金額は、あまり多くはありません。

ただ、お花屋さんなので、
店作りの雰囲気はとても大事。

チープなお店になってしまうと、
お店のお花もどこかグレードが下がって見えてしまいます。

そして、仕事にかけるOさんの、
熱い想いが伝わってきて、
僕としても、
普通の花屋さんにはしたくないなぁと
いう想いが湧いてきました。

テーマは「オトコが入りたくなる花屋さん」。

なかなか、奥さんに花を贈る文化が根付きませんが、
そんなご主人に、
仕事帰りに「サラッと」「フラッと」寄りたくなる
そんな、花屋さんを目指して行こう、ということとなりました。

結果、この物件が良かったと思うのは、
壁には新しいクロスが貼ってあったことです。

それを最大限活用して、間仕切りなどは、
最低限の工事として、あとは色彩とデコレイトで、
演出することとしました。

ボクの得意技。
スタイロフォームを使ってのブリックタイル風の仕上げ。

材料のコストは安いのですが、手間がかかります。
そこはオレンヂカンパニーのスタッフ総動員で対応しました。

これは、色合いが重要。
色合わせは現地で調色していただき、
微妙な色をつくっていきます。

そして、天井の一部を黒くして、
そこにストリングスライトを取り付けます。

適度にたるませて、
ぬけ感を演出します。

ボクも頑張りました。

結果、白を基調とした、ちょっと男性的な空間に
演出できたとおもいます。

今回ローコストながら魅力のあるお店をつくる
ポイントをいくつか。

・壁紙などきれいに仕上げているテナントを選ぶこと。
・サインは小さく。(看板には結構コストがかかる)
・素材が高価なものは、安価なもので工夫できないか検討する。

最後に、今回新たなCADを使ってみました。
iPad専用なのですが、手書きで入力できるし、
タイムラプスで録画できるので、なかなか面白いです。