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【連載】主婦の家づくり~スタッフあらたの話~(第5話 札幌の気候を考える)

2019/08/09更新

こんにちは。

スタッフでアラフォー主婦のあらたです。

札幌は記録的な暑さが続いていますね。

うちでは毎日、
常時部屋の温度が36〜38℃、
暑い時には40℃になることも。

34℃になると「意外と涼しいねぇ」なんて。

子どもたちは、
1日に何度も水浴びをして暑さを紛らわせているので、今月の水道代が心配です。。(^_^;)

年間数日のことなのでしょうが、
北海道の夏にもクーラーは必須になって来ている気がします。

そこで今日は、
家を設計するに当たり

「札幌の気候と家のあり方」を

考えてみたいと。

まずは、
札幌といえば、
冬寒くて、雪が多い。

世界でも
札幌ほどの人口で、
札幌ほど雪が降る都市は、
どこにもありません。

カナダやロシア、北欧など寒い土地は沢山ありますが、
年間1mも雪が積もり、
気温もマイナス10℃まで下がり、
そんな都市に170万人も人が住んでいるなんて、
本当に素敵な街だと思います( ´ ▽ ` )

夏も、
今年は昨日までの10日間連続真夏日で、
なんと68年ぶりだったそうです!

ということは、
冬の寒さと夏の暑さ、
両方を考慮した家を考えないといけませんね。

ところで、
現在住んでいる木造アパートは、
南西向きにリビングと大きな窓があり、北東側に玄関・お風呂・寝室という造りになっています。
住んで10年ほどになりますが、夏は先ほど書いたように、暑い!!!
全ての窓を開け放っても、風が通らない!!
日中でも、家の中より家の外の方が涼しいほどです。

調べてみると、札幌の気象傾向として、5月から9月にかけては南東から風が吹くことが多いそうです。
南東に家が隣接するうちは、どおりで風が来ないわけだ。(-_-;)

逆に冬には北西からの風が吹きます。
昔から「石狩湾の方から風が吹くと、札幌に雪が降る」と言われるのはこのことだったんですね

そういわれてみれば、
近くの両親が住む実家マンション(築35年程)は、南東向きにリビングと大きな窓・北西向きに玄関とマンションの廊下があり、さらに7階ということもあり、玄関ドアとマンション廊下の窓を開けてしまえば、夏の暑い時期も風が吹き抜けます。

そして、冬でも天気のいい日には南東向きの窓から朝陽が存分に入るので、朝から部屋が温まり始め、寒くなるのは夕方からということでした。
それに比べてうちは、どちらかというと南向きの窓なのに冬は寒く、陽が入る時間が短く、冬は本当に寒い。

これら、超個人的な部分での感想・考察ですが、

「札幌の家は、南東に開くべし!!!」

という結論に達したのでした。

-つづく-