学生のときには、
スケッチが下手だし、
好きではありませんでした。
今は、仕事柄もあり、
スケッチを描く必要に迫られておりまして。
そのことに
だんだんと、
抵抗がなくなってまいりました。
もちろん、
相変わらず上手くありませんが、
自分の考えやお客様のアイディアを
まとめる時、この技術を活用しています。
建築図面は、正確である必要が
あり、すこし気難しく見えます。
ですが、
スケッチは自由です。
あくまで、ニュアンスや、
雰囲気といった「やわらかい」
想いのようなものを伝えられます。
これは、図面ではなかなかできない
スケッチならではの表現だと感じています。
また「手で書いている」ということも、
訴求に一役買っている気がします。
ワープロで書いた手紙より、
直筆の方が、雰囲気が伝わるのに、
似ている気がします。
パソコンできれいに描かれたものにも、
目的がありますが、
時に手書きの良さを振り返ることも
大切なような気がしています。
これからの休日に、
時にはゆっくりと、
久しぶりにスケッチを楽しむ、
なんて過ごし方も素敵だと思います。